hydrangea --riri blog--

1992年生まれ。職業は看護師。

何の才能もない

私は何かに長けている人が好きだ。TwitterInstagramでもそのような人を多くフォローしている。

 

デザイナーとして活躍する人。YouTubeを始めて成功している人。好きなフォトグラファー。そのコンテンツを純粋に楽しむ気持ちももちろんあるが、その傍らで「その才能が羨ましい」という感情を持っていることに、最近気がついたのだ。

 

アカペラをしていたからか、音楽関係のフォローも多い。学生時代に自分と同じくアカペラサークルに入っていて、当時からアカペラ界で大活躍していた友人のうち何人かは、輝かしくプロの音楽の世界に飛び込んでいった。

 

プロとしてステージに立たなくとも、今の時代にはYouTubeがある。他に仕事をしながらも、YouTubeで動画を作って公開すればたちまち数万回再生を稼ぐ、ちょっとした有名人である。

 

私は小学校から高校まで合唱部、大学でもアカペラサークルに入っていた。ただ一つ誇りに思えることといえば、高校の合唱部で、全国大会で金賞を取ったことだ。しかしそれは当然、私ひとりの功績ではない。私には音楽の才能はこれっぽっちもない。ただ歌うのが好きなだけだ。

 

私には飛び抜けたものが一つもない。音楽も、勉強も、芸術的センスも、運動能力も。

 

写真、ギター、英語、お金の勉強、など興味のあることは沢山ある。しかしそのどれもが中途半端で、興味のままに始めたは良いものの、何も身になっていない。

 

才能があっていいなあ、と私が羨むその人たちは、大きな努力があってこそ活躍している。当たり前だがそれを忘れがちである。私は他人の才能を羨ましく思うばかりで、何の努力もしていない。才能がないなら努力でカバーするしかないのだ。小さいなりに花を咲かせたいのなら、羨ましいなら、努力してみればいいのだ。少しは必死こいてやってみろよ。

 

 

これはただの自戒。